図書館で借りたい本が貸し出し中だった——そんな経験はありませんか?でも、すごすご帰る必要はありません。図書館には予約サービスがあり、返却された本を優先的に確保してもらうことができます。ネット・電話・窓口から予約でき、準備ができたら連絡が来る便利な仕組みです。

図書館の予約サービスとは

図書館の予約サービスとは、現在貸し出し中や書架にある本を事前に確保し、準備ができたら連絡してもらえるサービスです。無料で利用でき、図書館カードがあれば誰でも使えます。

予約できる上限冊数は図書館によって異なりますが、一般的には5〜10冊程度です。人気の新刊は数十〜数百人待ちになることもあるため、早めに予約を入れておくのがコツです。

ℹ️
書架にある本も予約できる

「貸し出し中」の本だけでなく、書架にある本も予約しておくことができます。「次回来館時に確実に手に取りたい」という場合にも便利なサービスです。

ネット(オンライン)で予約する方法

現在、多くの図書館では24時間いつでも予約できるウェブサービスを提供しています。スマートフォンやパソコンから手軽に予約できるため、最もよく使われている方法です。

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図書館のウェブサイトにアクセスする

利用する図書館の公式ウェブサイトを開き、「蔵書検索」や「図書館システム」へのリンクを探します。まずは図書館検索で近くの図書館を見つけましょう。

2
ログインする

図書館カード番号(バーコード番号)とパスワード(初回は生年月日や任意設定)でログインします。

3
本を検索して予約を入れる

タイトル・著者名・ISBNなどで本を検索し、「予約する」ボタンをクリック。受け取り希望館を選んで確定します。

4
準備完了の連絡を待つ

本が準備できると、登録したメールアドレスや電話に連絡が来ます。

💡
パスワードを忘れた場合

パスワードを忘れた場合は、図書館カードを持参して窓口でリセットしてもらえます。セキュリティのため電話・メールでの再発行には対応していない図書館が多いです。

電話で予約する方法

インターネットが使えない環境でも、電話で予約できます。開館時間内に図書館の代表番号へ電話し、以下の情報を伝えます。

  • 図書館カードの番号(カード裏面のバーコード番号)
  • 本のタイトルと著者名(または出版社)
  • 受け取りを希望する図書館名
  • 連絡先電話番号

司書が蔵書を確認し、予約を受け付けてくれます。電話が混み合う時間帯(開館直後・昼休みなど)は少し待つことがあります。

窓口で予約する方法

来館した際にカウンターで直接依頼する方法です。本が手元になくても、タイトルと著者名を伝えれば司書が検索して予約を入れてくれます。「この本と似た本を探したい」という相談も一緒にできる点は窓口ならではのメリットです。レファレンスサービスとの組み合わせも効果的です。

予約した本の受け取り方

本が準備できたら、電話・メール・SMSなど登録した方法で連絡が来ます。連絡後は一般的に1週間程度が受け取り期限です。期限を過ぎると予約がキャンセルされてしまうため、注意しましょう。

受け取りの際は図書館カードを持参し、カウンターで「予約した本を受け取りに来ました」と伝えるか、自動貸出機にカードをかざして受け取ります。なお、最近は予約専用の棚から自分で取り出せる「セルフ受け取り」に対応している図書館も増えています。

予約を賢く使うコツ

  • 新刊は発売前から予約できる場合がある。発売前に予約を入れると順番待ちの先頭近くに並べる。
  • 複数館で受け取り可能な自治体では、自宅や職場の最寄り館で受け取るよう設定しておくと便利。
  • 予約状況の確認はウェブからいつでもできる。何番目に待っているかも確認可能。
  • 同じ本が複数冊所蔵されている場合は、別の館の在庫を確認すると待たずに借りられることがある。

キャンセルの方法

予約した本が不要になった場合は、早めにキャンセルしましょう。他の利用者への迷惑を防ぐためのマナーでもあります。キャンセルはウェブの「予約一覧」画面から操作できるほか、電話・窓口でも受け付けています。

⚠️
無断キャンセル・受け取り放置に注意

連絡が来たにもかかわらず受け取りに来ない場合、予約サービスの利用を一時停止される図書館もあります。キャンセルする場合は必ず事前に連絡しましょう。

この記事のまとめ

  • 図書館の予約はネット・電話・窓口の3種類で行える
  • ネット予約は24時間対応でもっとも手軽
  • 人気の新刊は早めに予約を入れるのがコツ
  • 準備完了の連絡後は1週間程度が受け取り期限が多い
  • 不要になった予約は早めにキャンセルするのがマナー