図書館で本を借りるには、まず「図書館カード(利用者カード・図書館利用券)」を作る必要があります。難しい手続きはなく、身分証明書を持って窓口を訪れれば、その日のうちにカードを受け取れることがほとんどです。この記事では、図書館カードを作るときに必要なものや当日の流れを、初めての方でもわかるよう丁寧に解説します。
図書館カードとは
図書館カードとは、公共図書館が発行する利用者登録証のことです。自治体によって「利用者カード」「図書館利用券」「貸出カード」など名称はさまざまですが、役割は同じ。本の貸し出し・返却・予約などのサービスを受けるために必要なカードです。
発行は基本的に無料で、日本の公共図書館では「無料の原則」が定められているため、カード発行に費用がかかることはありません。また、1枚のカードで同一自治体内の複数の図書館を利用できることが多く、非常に便利です。
図書館カードを作れるのは、その図書館を運営する自治体に在住・在勤・在学している方が原則です。ただし、近隣自治体の住民にも発行している図書館もあるので、まず問い合わせてみましょう。
必要なもの(持ち物リスト)
図書館カードを作るために必要なものは、住所・氏名・生年月日が確認できる書類です。以下が代表的な例です。
1点で住所確認まで済む書類
- 運転免許証
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 在留カード・特別永住者証明書
- 住所記載の健康保険証
- パスポート(住所記載あり)
顔写真なし・住所なしの場合は2点必要なことも
- 健康保険証(住所記載なし)+公共料金の領収書や郵便物
- 学生証+在住確認書類(住民票など)
住所・氏名・生年月日・顔写真がすべて記載されているため、1枚で手続きが完結します。どちらも持っていない場合は、図書館に事前に電話で必要書類を確認してから行くと確実です。
当日の手順
図書館カードを作る流れは、どの図書館でも大きく変わりません。
入口付近や案内カウンターで「図書館カードを作りたい」と伝えれば、案内してもらえます。まずは図書館検索で近くの図書館を探してみましょう。
氏名・住所・電話番号・生年月日などを記入します。記入台が設けられていることがほとんどです。
記入した申込書と身分証明書をカウンターに提出します。内容を確認後、その場でカードが発行されます。
発行は数分で完了することがほとんど。その日からすぐに本の貸し出しを利用できます。
子ども用カードの作り方
図書館カードは子どもにも作ることができます。絵本の読み聞かせやおはなし会などへの参加にもカードがあると便利です。
- 小学生以下:保護者の同伴と保護者の身分証明書が必要なことが多い。子ども本人の名前でカードが発行される。
- 中学生・高校生:学生証で本人名義のカードを作れる図書館が増えています。
- 乳幼児:母子健康手帳や健康保険証で登録できる図書館もあります。
子ども用カードでも大人と同様の貸し出しサービスが利用できます。貸出冊数や期間は図書館によって異なりますが、一般的には5〜15冊、2〜3週間が多いです。
オンラインで作れる図書館も増えている
近年は、図書館に行かなくてもウェブサイトから利用者登録ができる図書館が増えています。仮登録をオンラインで行い、初回来館時に本人確認をするというケースが一般的です。また、電子図書館サービスを導入している自治体では、オンライン登録だけで電子書籍を借り始められる場合もあります。
紛失・住所変更のときは
カードを紛失した場合
速やかに図書館のカウンターへ申し出ましょう。本人確認書類を持参すれば再発行してもらえます。悪用防止のため、紛失に気づいたらすぐに連絡することが大切です。
住所が変わった場合
同じ自治体内での引っ越しなら、カウンターで住所変更手続きを行います。別の自治体への引っ越しの場合は、新しい自治体の図書館で新規に登録が必要です。
この記事のまとめ
- 図書館カードは無料で、当日その場で発行してもらえる
- 必要なのは住所・氏名・生年月日が確認できる身分証明書
- 運転免許証やマイナンバーカードなら1枚で手続き完了
- 子どもも作れる。小学生以下は保護者の同伴が必要なことが多い
- オンライン登録に対応している図書館も増えている
- 紛失・住所変更はすみやかにカウンターへ申し出る
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