猿島上陸!
ということで、
今回は猿島の魅力を紹介します。
まず、皆さんは猿島をご存知でしょうか?
三笠公園から遠くにポツンと見える島、それが猿島です。
東京湾に浮かぶ無人島で、そのノスタルジックな雰囲気が人気を呼び、多くの観光客が訪れるスポットになっています。
史跡探索や海水浴、バーベキュー、釣りなどを楽しめ、
カメラ片手に一人で訪れる方から家族連れ、友人同士、恋人同士のグループで訪れる方まで、様々な方が訪れます。
猿島へは1時間に1本の間隔で定期便が出ており、
誰でも簡単に上陸することができる無人島になっています。
目次
猿島への行き方
猿島の最寄り駅は京急線「横須賀中央駅」です。
横須賀中央駅からは、三笠公園まで移動し、そこからフェリーで猿島へ向かいます。
フェリーは8時30分から(冬場は9時30分から)出ており、そのあとは1時間に1本間隔で出ています。
料金は、往復で1300円(大人)、650円(子供)です。
こちらが、猿島へ向かうフェリーです。
こちらの船に揺られること約10分、猿島への入り口が見えてきます。
船だと案外近いです。
【まとめ】
京急線「横須賀中央駅」
↓
↓徒歩で約15分
↓
三笠公園側のフェリー乗り場
↓
↓フェリーで10分(往復で1300円)
↓
猿島上陸
猿島を探索 7つのおすすめスポット
それでは、さっそく猿島を探検です。
なぜ猿島が人気なのか!?
その人気の理由、この島にしかないノスタルジックな雰囲気です。
昔使用されていた、砲台の跡や弾薬庫、展望台などが数多く残されており、
それらが長らく放置されて自然の中に取りこまれた光景がとても素晴らしく、多くの方の共感を呼んでいます。
それでは、おすすめのスポットを紹介していきます。
スポット1 「切通し」と「弾薬庫」
おすすめのスポット1つ目は、「切通し」と弾薬庫です。
島に上陸して道なりに進んで行くと、このようなノスタルジックな通りに入っていきます。
レンガを積み重ねて作られた壁に囲まれた、とても雰囲気のある通りです。
さらに進んでいくと見えてくるのが、「切通し」と呼ばれる通りです。
こちらは写真スポットにもなっていて、皆さん足を止めて写真を撮っていかれます。
この先に進むとレンガ造りの壁と自然が調和した通りが続いていきます。
ぜひ、実際に訪れて楽しんで頂きたいです。
こちらは、「切通し」にある弾薬庫です。
このような弾薬庫がいくつか残されています。
この弾薬庫もノスタルジックな雰囲気を醸し出しており、
ぜひ、足を止めてじっくりと見て頂きたいです。
スポット2 愛のトンネル
「切通し」を抜けて、次に見えてくるのが「愛のトンネル」のと呼ばれるトンネルです。
トンネルの入り口から撮った写真です。
トンネルを奥に進むと、さらに雰囲気が出てきます。
猿島には、他にもいくつかのトンネルがあります。
それらを写真に収めながら廻るのもとても楽しいです。
如何でしょうか?
猿島には、「愛のトンネル」をはじめ、いくつものトンネルがあり、
見どころの一つとなっています。
スポット3 日蓮洞窟と貝塚
日蓮洞窟は、猿島の北端にある洞窟です。
こちらの急な階段を下りていくので、向かわれる際には注意して下さい。
階段を下りていくと、洞窟が見えてきます。
↓
名前の通り、日蓮上人(にちれんしょうにん)と関係のある洞窟で、
日蓮上人が海で遭難した際にこの洞窟に避難したと言われています。
中には、弥生時代中期から古墳時代後期に使用された貝塚が残されており、
奥には進めませんが、土器やシカの骨で作った釣り針、貝や魚、鳥などの骨も見つかっているそうです。
日蓮洞窟から見える景色もとても素晴らしいです。
天気がいいと、このように綺麗な青い海が遠くまで見えます。
鎌倉時代に、日蓮上人が布教活動の為に安房の国から鎌倉へ向かう途中に、嵐に遭い、船が遭難したそうです。
その時、この島に避難していると、白い猿が現れて、日蓮上人を米ケ浜まで導いてくれたことから、猿島と呼ばれるようになったそうです。
スポット4 オイモノ鼻
4つ目のおすすめのスポットは、オイモノ鼻と呼ばれる岩場です。
こちらは、オイモノ鼻広場です。
広場に階段があるので、そこから岩場に下りることが出来ます。
オイモノ鼻からは、対岸まで見え、とても綺麗な景色です。
こちらの岩場では、釣りをすることもできます。
釣竿はレンタルすることも出来るので、時間のある方は、ぜひゆっくりと釣りを楽しんでみるのも、
猿島での過ごし方の一つです。
スポット5 展望台と砲台跡
猿島には、展望台といくつかの砲台跡が残されています。
こちらは、展望台です。
今は立ち入り禁止になっていますが、
仮面ライダーの初代ショッカーの秘密基地として撮影にも使われた建物で、
周辺の自然と建物がマッチして、いい雰囲気を醸しています。
また、島内には、砲台跡も残っています。
このような砲台跡が複数残されています。
日蓮洞窟の近くにある砲台跡です。
スポット6 発電所
こちらは、猿島の発電所で、煙突が特徴的な建物です。
多目的ホールの近くにあるので、場所は直ぐに分かると思います。
蒸気機関による発電所で、明治28年に完成しました。
発電所で作られた電機は、「切通し」を伝って島の中央にある照明所に送られていたそうです。
スポット7 自然豊かな風景
島内には自然が多く、散策しながら写真を撮って廻るのも、猿島の楽しみ方です。
壁の上にも自然がいっぱいです。
周辺の木々の中に溶け込む洞窟の写真も素晴らしいです。
多目的ホールとツアーガイド
島内には、多目的ホールもあります。
多目的ホールの中はこのようになっています。
様々な資料なども展示されています。
猿島ではツアーガイドもやられており、こちらの多目的ホールで受付をされています。
見学ツアーを希望される方は、こちらで申し込みを行えます。
ツアーは1日2回実施されていて、料金は300円(小学生以上)、各回45分、定員60名までです。
猿島 バーベキュー
小さいですが、猿島には海水浴場もあり、夏場には子供連れの家族やバーベキューをしているグループでとても混みあいます。
因みに、火器類の持ち込みは禁止されており、現地でのレンタルが義務付けられています。
※食材は持ち込みOKです。
周辺のおすすめ観光スポット
猿島観光のあとは、せっかくなので他のスポットにも寄ってみました。
三笠公園にある東郷平八郎の像です。
三笠公園には、記念艦「三笠」もあります。
三笠艦の中にも入れるので、ぜひ観覧して下さい。
観覧料は、一般600円(高校生300円、小・中学生無料)です。
また、近くにはポートマーケットがあります。
中では、好きなお弁当やお刺身などを買って、その場で食べることが出来ます。
私も、せっかくなので、お昼ご飯に「天然ぶりの漬け丼」と「金目鯛(キンメダイ)のお刺身」を頂きました。
最後に
ノスタルジックな雰囲気が漂う猿島は、今一押しのスポットの一つです。
カメラ片手に島内の散策をしたり、釣りをしたり、
夏には、海水浴・バーベキューを楽しむことも出来ます。
次の週末、家族で、友人同士で、または、恋人同士で訪れてみては如何でしょうか?