宅建士について
最近、テレビやネットなどで副業の話題が良く取り上げられていますね。
2018年は、副業元年と言ってもいいのではないでしょうか。
副業の斡旋サイトなども盛り上がってきているようで、
ネット上には、副業に関する情報はいくらでも転がっている状態になっています。
その中でも、
私が最もおすすめする副業は、宅建士です。
いきなり宅建士と言われても、聞いたことあるけど、具体的に何をする人なの?
という方も多いのではないでしょうか?
ざっくり言うと、
賃貸物件や売買物件の契約前に「重要事項説明」を行う人です。
皆さんも、例えば、賃貸物件を借りる際に、不動産会社に行って、書類を見ながら長々と説明を受けたことがあると思います。
あれ、実は宅建業法という法律で、絶対にやるように!と決められています。
借りる側の人が、面倒なんで説明は不要です!と言ったとしても、
不動産業者は絶対にやらないといけないんです。
それで、その重要事項説明を唯一行うことが出来るのが、宅建士と呼ばれる人たちです。
つまり、宅建士の資格を持っている人間だけの独占場であり、
資格を持っている限られた人間だけが行える仕事なのです。
さらに、今、宅建士の数は不足していると言われています。
宅建士の数が足りなくて困っている業者さんもいらっしゃり、ねらい目でもあります。
実際に、平日は普通に仕事をして、土日だけ宅建士として仕事をされている方もいらっしゃいます。
ただし、勿論、デメリットもあります。
そこで、
・デメリット
・私が、副業に宅建士をおすすめする理由
・宅建士に向いている人
について、まとめました。
デメリット
宅建士は一押しのおすすめの資格ですが、デメリットもあります。
それは、宅建士の資格を取るのがそこそこ大変だということです。。。
宅建士の資格は、宅建など言うこともありますが、
正式名称は「宅地建物取引士」と言い、れっきとした国家資格になります。
独学での学習を残念して、資格を取る為に、高いお金を払ってスクールに通われるかもいらっしゃいます。
勿論、地道に勉強すれば、スクールに通わなくても、独学で十分取れる資格です。
副業に宅建士をおすすめする理由
上記で説明したように、宅建士になるのは、少し大変です。
ただ、だからこそ私は宅建士をおすすめしています。
取るのが難しいということは、誰もがやれる仕事ではないということです。
それに、冒頭でも少し触れましたが、現在、宅建士の数は慢性的に不足しています。
不動産業者は、必ず、従業員5人毎に1人の宅建士を置くというルールになっており、資格所有者は重宝されます。
さらに言えば、
確かに取るのが大変な資格ですが、
例えば、行政書士や税理士のように、取るのに何年も掛かる資格ではないです。
1年勉強すれば、合格できます。
勿論、1年間がっつり勉強しなくても、実際には半年も勉強すれば十分とれる資格ですし、
スクールに通わなくても十分合格できます。
宅建士に向いている人
がっつり、月に何十万、何百万稼ぎたいという方には向いていません。
どちらかと言えば、堅実に、かつ、安定的に稼ぎたいという方に向いています。
さらに、実際に人を相手にする仕事なので、最低限の社会性とコミュニケーション力は必要になります。
※高いコミュニケーション力が必要なわけではありません。
まとめると、
・堅実に、かつ、安定的して稼げる副業をしたい
・最低限の社会性とコミュニケーション力を持っている
という方に向いています。
最後に
宅建士の資格は、試験に合格さえすれば、基本的には一生ものです。
さらに、人を相手にする仕事なので、
仕事をこなしながら、コミュニケーション力を養える仕事でもあると思います。
それは、必ず本業にも生きてきます。
近い将来、働き会改革で副業も解禁されます。
既に、多くの企業が、副業を認め始めています。
副業をお考えの方は、ぜひ今から準備して、
来年の宅建試験の合格を目指してみては如何でしょうか!
因みに、副業としてではなく、本業として考えられるのもいいと思います。
まずは、副業でノウハウを身に着けて、いずれは独立して不動産会社を開業するというのも面白いですね!